香川県 坂出市 池園町の女性と子どものための はりきゅう・マッサージHarmonyです。
昨日投稿の記事の続き、解毒作用のあるツボの組み合わせを紹介します。
たくさんの薬を飲んでいる場合や、皮膚炎の方、お仕事などで化学物質に触れることの多い方、また、日常でも食品添加物や衣類の柔軟剤などあふれる化学物質の解毒に、是非お役立てください。
ツボの名前は”築賓(ちくひん)”と”肩髃(けんぐう)”です。
”築賓(ちくひん)”
”築”は杵を使い土台を築くことをいい、転じて堅実の意味もあります。”賓”は昔のいい方「まろうど」でひざの皿のことをいいます。
膝下の様々な症状を主治するので築賓と名づけられたそうです。
解毒に効果があることでも有名です。
”肩髃(けんぐう)”
”肩”は肩を、”髃”は肩峰部を指します。肩甲骨の近くにあり、肩関節に起こる様々な症状を主治するので、肩髃と名づけらたそうです。
皮膚炎などの痒み、炎症に効果があることでも知られています。
皮膚炎などで痒みのある時にぜひお試しいただきたいツボですが、薬の長期服用などの時には、”築賓”と併せていただくことで「解毒作用」が期待できます。
ツボのとり方は
”築賓(ちくひん)”
内くるぶしの後ろからアキレス腱にそって擦りあげ、ふくらはぎの膨らみの手前、痛みのある所。
強い痛みのある方は要注意!しっかりケアしましょう!
”肩髃(けんぐう)”
写真のように上腕を水平に挙げて、肩の前後にできる2つの凹みの内、前側の凹み。
お灸をしていただくのが効果的ですが、もちろん指圧でもOKです。
それぞれ脚や肩をつつむようにして、親指で気持ちよく押してみましょう。